2009年4月5日日曜日

続・第弐回戦

第弐回戦開始直前に急激に忙しくなったためお待たせしてしまいましたが...

遂に戦いの火蓋が切って落とされました!
まずは前回同様、オープンEを鳴らしてみます。

まずはHOTCAKE!

LEVEL,DRIVEのツマミをそれぞれ12時の位置でPRESENCEはON!!

う~ん...音の芯がありつつその周りを羽毛のような感触の歪みが包み込んでいます。
倍音もキレイだが若干音像が奥に引っ込んだカンジか!?

DRIVEツマミを上げてみます!
羽毛がさらに包み込んでFAT!FAT!FAT!
シングルコイルでも充分な太さとサステイン!!
しかしッ!
FAT過ぎてコードワーク時のエッジ感が損なわれている!?

今度はDRIVE0にしてクリーンブースターとして使ってみましょう!

???

先ほどの暴力的なFAT感が一転!?
パキパキッ、カラカラッとしたドライでエッジィーなサウンド!!

DRIVEツマミの位置でFATからTIGHTまでカメレオンのようです!!
いままでHOT CAKEといえば太い!!
というイメージしかなかったのですがなかなかのヴァリエーション。
ただし原音に忠実とは言い難いです....。


色々な意味で強烈なインパクトを与えたHOT CAKEの攻撃ですが
対するSAHASRARA OVERDRIVEも黙ってはいません!


まずは同じようにオープンEを一発!
PREGAIN,GAIN,TONEツマミを12時、
VOLツマミを2時の位置で鳴らします。


う~ん、ナチュラル!HOT CAKEのようなFATさやハイが際立つ派手さは無く
比較的ドライでタイト、
どことなくヴィンテージテイスト漂う大人のサウンドです。

PREGAINとGAINの二つのツマミをMAX!にすると

・・・それなりに歪むけど決して激しくはナイですな。

ただしツマミをどんな位置にしても心地よく弾けてしまいます。

ドライでタイトなヴィンテージ風味は終始一貫。

頑固だけど気配りは行き届いてる!?みたいなカンジです。

あまりに器用すぎて逆に目立たないタイプですか!?

しかし審判はそんな控えめなトコも見逃しませんよ!


ウ~ン、甲乙つけ難いです。
HOT CAKEがスキは多いが圧倒的な豪腕ファイターだとしたら
SAHASRARA OVERDRIVEは伝統の技を巧みに操るいぶし銀の実力派といったカンジです!

オオーッと!

ココでなんと審判達が協議に入りました。
一体どうしたというのか?

なっ、なんと!




HOT CAKE選手…






失格!!!!!!!!




これは一体どういうことか?

なんとHOT CAKE選手、BYPASS時でもLEVELツマミが効くではありませんか!?
OFFにしてるのにLEVELツマミを回すと微妙にサウンドが変化します!
EFFECTORの基本としてBAYPASS時に音質変化が少ない事は必須条件!!
これは誠に残念ですが今回はHOT CAKE失格とせざるを得ません。


ということで


第弐回戦の勝者は



SAHASRARA OVERDRIVEに決定!!!


第参回戦もきっと熱い戦いが繰り広げられるでしょう!

*この対戦は純粋に筆者の主観によるもので実質的に各エフェクターの優劣を決めるものでは
ありませんよ~。

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